
今回は区民のみなさまにご披露したイベントではありませんが、MDR23メンバーが、近清商店さまにて鳴海絞り体験をさせていただきました。
スタッフ・メンバーともに、ほとんど全員が地元の伝統工芸に直接触れる初めての機会となりました。真っ白い布がはたしてどうやって絞りのあの美しい模様になっていくのかを体験させていただき、目から鱗の思いでした。
ご協力いただいた近清商店の社長さまはじめ社員のみなさまに、心より御礼申し上げます。
最初に、いろいろ説明をお聞きしてから、各自真っ白い布をもらいます。
布を絞ります。使ったのは輪ゴムとか洗濯ばさみ。
絞った部分には染料が入り込まないので、白っぽくなって絞りの独特の模様になります。
あまり几帳面にきっちり縛ってしまうと染料が入らずに真っ白になってしまうそう。
ちょっとアバウトなくらいがいいのかも。
いよいよ染めていきます。
まずは、「緑区」ですから(?)緑色の染料の入った寸胴に漬けます。
なんか、染めた部分が綺麗な菜っ葉みたいに見えて、大根かカブみたいになりました。
すごく綺麗な緑色に染まっています。
次に、布の左右違う色で、今度はじょうろで染料をかけて染めていきます。
片側が緑と黄色、もう片側に青と赤をかけます。
染料をかけたら、ブルーシートをかけて、蒸します。
すごい高温の蒸気が出ています。
蒸した物に水をかけます。さらに水につけます。
脱水機のおばけみたいな機械に入れて水を切ります。
すごい量の水がでます。
布を両方から力一杯引っ張ると、輪ゴムだの洗濯ばさみが取れて綺麗な絞りができあがりました。
これが染める前。
染めたらこんな感じになりました。
近清商店さま、ほんとうにありがとうございました。
近清商店さま
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